7 Dec 2014
現在、様々な会計ソフトがあり、その機能・値段には大きな幅があります。
機能面を充実させたものもありますが、当然その場合は値段が高くなりますし、値段を抑えれば、その分必要な機能がない場合もあります。
実際に購入して失敗した!ということにならないために、当記事では会計ソフトの紹介をします。
まず、会計ソフトの機能として必ず備えていなければならないものは、以下の3点です。
①仕訳帳を作成する機能
②総勘定元帳を作成する機能
③試算表を作成する機能
上記3点の機能は『青色申告』を行うために必要な要件です。
青色申告とは支払うべき税金の額を減額できる制度ですので、これを利用しない手はありません。
また、もう一つの重要な条件は『作業時間を短縮できること』です。
したがって、当記事では、上記3点の機能を備えた会計ソフトをベースに、
値段と作業時間を考慮して、おすすめの会計ソフトをご紹介します。
パターン1-副業を始めたばかりの頃
こちらの「nyaosoft♪会計」がおすすめです。
上記3点の機能が備わっていながら、値段は無料であり、操作性もサクサク動きます。
確定申告の書類を作成する機能は備わっていませんが、
その問題は国税庁のe-Taxサイトを使用すれば、
労せず作成することができるので、全く問題にはなりません。
ただし、一つ一つの取引内容を会計ソフトに記録する必要があるため、
あくまで取引数が少ない副業初期の頃におすすめする会計ソフトです。
パターン2-取引数が膨大な数に増加した頃
取引数が膨大な数になってくると、取引内容を会計ソフトに記録する手間が増大し、結果として売上に直結しない作業に多くの時間を割く必要が生じます。
このような問題を解決できるおすすめの会計ソフトが『freee』です。
freeeは、銀行とクレジットカードのweb情報を登録することで、全自動で取引内容を記録させることができます。つまり工夫次第によっては、売上に直結しない無駄な作業時間を無くすことができるのです。
また全自動記録に対応している銀行口座は1,865件、クレジットカードは65件、amazonやSuica等の決済サービスは19件と多くのサービスに対応していることも強みの一つです。
値段については月額料金980円ですが、無駄な作業がなくなる対価と考えれば、むしろ効率的な投資です。
確定申告の書類も自動で作成できますし、無制限のメールサポートも無料です。またクラウド会計ソフトですので、いつでもどこでも財務状況を確認できます。
1カ月間限定の無料体験プランもありますので、一度ご検討されてはいかがでしょうか。
2014年12月14日追記⇒ネットビジネス副業におすすめのクラウド会計ソフト『freee』を使用した感想を記載しました。
参考-その他の会計ソフトについて
その他の会計ソフト(例えば弥生会計など)は、全自動で取引を記録するような機能が搭載されておらず、また値段についてもfreee等の会計ソフトよりも高額のため、副業でネットビジネスをされている方には向いていないと思います。
今後機能が標準搭載される可能性もありますが、現時点では上記の会計ソフトを使用する方が、効率的な時間管理ができるでしょう。
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